ネット証券はお得?
ネット証券はお得なのだろうか?何に対してお得感を求めるかで人それぞれ違うだろが、一般的には「売買委託手数料」の対比で判別する。1999年10月の株式売買委託手数料の完全自由化に伴い、多くのネット証券が誕生し、証券業界の競争の激化は「手数料のディスカウント」という産物を生み出しました。
ネット証券は既存の顧客対面型の証券会社と違い、インターネットで取引が完結するビジネスモデルであり、それは人件費などの経費削減に効果を奏し、私たちには売買委託手数料値下げの恩恵を授けました。今ではネット経由の売買シェアは拡大の一途であり、2004年4〜9月期の個人の売買シェアに至っては80%を超えています。
ネット証券の最大の魅力は、簡単に口座が開設できる事や、株式売買手数料等の安さにあります。大手証券会社と比較すると、サービス面で劣ることは避けられませんが、ネット証券各社では、情報ツールの拡充やコールセンターを設けるなど、サービスの向上に努めおり、さほど不自由は感じないはずです。
もっとも、大手証券会社では資産コンサルティングなどにも力を入れており、顧客の資産運用に適切なアドバイスをすることができます。
投資歴が長く、自分の担当がいる証券会社で様々なサービスや情報等を得ている人からすれば、ネット証券では物足りないような気もするでしょう。逆に、「対面取引では何となく敷居が高くて・・・」と思う人には、クリック一つで売買注文ができるネット証券は、非常に気軽な存在です。
そもそも昨今の株人気と個人投資家の増加要因は、日計り取引を可能とし、デイトレーダー誕生を後押しした「ネット証券」によるものであり、売買委託手数料の完全自由化以降に口座開設した人ならば、既存の対面型証券と比べる由もありません。
それでは、既存の対面型証券とネット証券とでは「売買委託手数料」にどれほど差が出るのでしょうか。大手証券の代表である「野村證券」と、ネット証券後発組の「GMOインターネット証券」で比べてみましょう。
あなたに100万の資金があり、約定代金も100万であった場合、野村證券では「約定代金の0.9030%+2,604円」で11,634円かかります。GMOインターネット証券であれば手数料は525円で済み、その差は歴然です。もちろんキャピタルゲインを出すのであれば、往復の手数料が必要となりますので、差はさらに広がります。
もちろん、お金では買えないサービスもあるでしょうが、たった1回の取引でこれだけの差が出るのです。どの証券会社を利用するかは結局はあなた自身が決めることです。ですが、最後に敢えて問いましょう!
ネット証券はお得ですか?
